2017/10/12: ホスピスか 在宅緩和ケアか (No.3186)

現代医学で治らないと分類された癌患者について、どう終焉を迎えさせるかと言うことは、患者よりも生活を構成できる周辺状況によって決まってしまいそうです。10年位前は、ホスピスという施設が話題の中心でした。経済的にゆとりのある人々(費用がかかってもかまわないと考えられる人々)については、現代でもほぼ問題は無くなっていると思われます。

問題は、掛けられる費用に限度のある患者群です。此のレベルは、人数も多いですから、施設に入るのに「待ち」が発生します。

それで、「在宅緩和ケア」という考え方が、拡大して来ました。

「患者」から見ますと、これは、有難い方法であると思います。木瓜爺も、第一希望は「在宅緩和ケア」でした(過去形でかいています)。普段の生活、周辺社会との交流を続けながら、意識を失うまで生きて行ける・・・簡単にいうと、皆さんへのお別れメッセージをブログに書いて行ける・・・わけですから。

所が、家内に質問されて、はたと困ってしまったのです。「もし、世話して居る私の方が、ダウンしてしまったらどうなるのよ?」。「在宅緩和ケア」というのは、「訪問看護」と同様に、月に何回か(2回以上ということで、契約で決める)医師や看護師さんが来てくれて、緩和ケアのプログラムにそった処置をしてくれます。薬も届きます。ただ、それは「外来緩和ケア」が自宅で行われるということなのです。勿論緊急往診などの便はありますが。生活の全てを見てくれるわけではありません。次の往診日までは、自分で生きて行かねばならないわけです。

こう考えると、「在宅緩和ケア」は患者を支える家族が、支えてくれる力があるうちだけ、通用するシステムなのです。

そんなわけで、木瓜爺も「ホスピス」に収容して貰う事を前向きに考ます。と簡単に書きましたが、手続き的には、これからが大変なようです。施設側も、面談日には倅を連れてこないと駄目だと言っております。引き取り手がない患者を入居させるわけには行かないのでしょう。

死ぬまでブログを書くなんて、下らない願望ですが、逆転の発想も考えています。ホスピスにインタネット施設がなければ(PCの使用は認められるところまでは分かりました)、自分でタクシーなどをたのんで移動出来るうちは、「外出」させて貰って、通信出来る場所に行くという方法です。
簡単にいうと「下書き」はホスピスでしておいて、インターネットがつながる場所(自宅に戻って)投稿するという手段です。問題点は、長時間外出の許可が取れるかどうかと言うところです。

ただ、昔使っていたB5版のPCが、動かなくなっているので、ホスピス持込用を見つけないといけないようです(現在の普段使いPCは、外部にHDが数台くっついた重装備になっているので、移動しない方が良さそうです)。

来週は、ケアマネージャーをはじめとして、病院やホスピスなどの面段が続きます。介護系は、日常活動的にはまだピンピンしていますので、名簿に登録する程度でしょう。

今朝は、実にほぼ1ヶ月ぶり、朝飯をおいしく食べました。

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2017/10/09 苦闘の夜 (No.3185)

抗癌剤の投与を中止して、4日。食べる方は、ほんの少しだけ改善の方向に向かっています。しかし、終焉は急速に接近しているようです。昨夜は、鎮痛剤を2回追加になってしまいました。

末期癌の患者の最後は、ホスピスに収容していただくのが、家族まで含めて、最も無難なようです。 公立の施設で、健康保険負担10%という経済レベルの場合で、一ヶ月の費用はというと、44,600円。これに、食事代が加わります。1食380円だったか? 90食で34,200円。このほかに、日常的な洗濯代とか、薬代とかかかるわけです。大雑把に言って、月10万円は必要です。蓄えの乏しい年金生活者にとっては、少々不安になる金額でしょう。まあ末期癌ですと、残りの日々も少ないでしょうが・・そういう点では痴呆症などの方が、心配が大きいのかな?

10%負担で44,600円ということは、元の価格は446,000円ということですね。これが、少しハイレベルの「病院付き老人ホーム」などの最低ラインになってくるようです。靑梅市の塩船観音に近い所に、木瓜爺の知人が入った施設が有りましたが、部屋のグレードもいろいろ有って、一月100万円をこえる人もいるよと、聞きました。

関東地方のこういう施設で、病室でインターネットにアクセスし、ブログを投稿出来ると紹介されて所は、殆どありません。木瓜爺が見舞いに行って見つけたのは「逓信病院」くらいでした。さすが・・と、感心したものです。最近のインターネット情報では、西日本の方にちらほら見かけます。多分関東の高齢者は、非IT族が多いのでしょう。

木瓜爺としては、足が衰えてても、頭が壊れないうちは、インターネット遊び?をしていたいと考え、「在宅緩和ケア」の形で、ぎりぎりまで、自宅で過ごしたいと希望しているのですが、無理なのかも知れません。

昨夜のような内蔵の痛みに苦しむ夜が続くと、家族も病気になってしまうでしょう。

10/23に予定された第3クールの血液検査結果を見て、最後のシナリオを決めないといけません。家内は、それまでにもう少し情報を集めると、苦労してくれています。手助けするためには、明日は点滴だなあ・・・

なお、スマホ系のものを使って、インターネット・アクセス出来る場所があるという施設はあるようです。ただし、木瓜爺ガラケーしか使っていないし・・今更アイホン入手しても無駄だろうなあ(使えるようにならない という意味)・・

御嶽渓谷の紅葉は、もう一月先ですね。これは、10年前。2007/11/12 の写真です。

171009 07_11_12_01 御嶽渓谷2796

今年は見られるのかなあ?? ちょっと淋しくなってきました。

2017/10/08: 勝手に休薬 第3日 (No.3184)

こんなブログ読む人いないよ・・と、笑われながら、三日目の実験に入りました。

まず、昨日の「おやつ」からですが、ビスケット系を2枚ほど、レモン水を補給しながら食べました。「柿の種」もつまんで見ましたが、これはお呼びで無い感じ。クルミを試そうと思ったのですが、何かあって忘れてしまいました。

 食べたあと、どうなるのか、見えませんから、お腹の鳴り具合、ガスの出具合などを、ぼーっと待っているわけですね。何とも不思議な世界。健康なときには全く想像出来ません。

夕食の前に、倅夫婦が来てくれました。医者や家内の言うことを聞かない親父にお説教です。有難い事です。具体的にいうと、食事がまともに出来ない日には、点滴で栄養補給という家内の言葉に協力しろということです。木瓜爺は「自分の口からものが食べられなくなったら、死ぬ時期なのだ」という哲学(?)。結局、死ぬ準備が整うまで、家内のやることを手伝え、そのために、点滴も受けろ、ということになりました。とはいっても、木瓜爺は、まず食べる実験優先する・・です。

倅と話をしながら、このところ摂っていない「タンパク質」を中心とする飲料タイプの補助食品を一本飲んでしまいました。少し時間をおいて、「エネルギー」ゼリーを1/2。また、少し時間を空けて残り1/2。夕食の「赤飯」を一口。カロリー的には合計600kcal程でしょうか、投入終了です。投入は出来ました。このあと、消化がどうなって行くのかです。「赤飯」のような固形物を加えたのは、排泄時のチェック用です。

それから、2時間ほどして、排泄信号が出ました。はてな?少し早いけど、何時の分が出て来たのか・・・

結果はビックリ、昼にトライした焼き椎茸が、消化されないで、出てきたのです。へーっ、これは「下痢」側だ・・・ビックリしましたが、反面すっきり。トンネルは崩落していない! 便秘気味の老人につきものなのが「腸閉塞」という症状なのです。木瓜爺の亡母も、2回ほど緊急入院したことがあります。

消化不良のまま出てきたということは、障害物はないようです。「嘔吐」を抑えながら消化の良いもの食べれば、少しは食べられるようになるかもしれない。

それで、実験3日目の朝食は既製品ですが「朝食に食べるスープ」という、ジャガイモ、豆、麦なども入った物に挑戦。量は1/2ですが、フランスパン1切れと共に、胃袋に治まりました。まもなく、昼食ですが、今度は何にチャレンジするか・・・

171008 07_10_10_1 昭和公園2381

昭和公園のコスモスも、盛りを迎えているでしょうね。そう思っても、出かける気に成らないのは、病人の証拠ですね。これは、10年前、2007-10-10 の写真でした。

とにかく、一人で朝の散歩が出来る程度には、持ち直しておきたいものです。

2017/10/07 勝手に休薬 第2日 (No.3183)

昨夜はちょっと予定が狂ったような気がします。というのは、3時過ぎに「おやつ」的に何か食べてみようと考えていたのですが、歯医者からかかりつけの医者にまわって、癌病院の方の結果報告をしているうちに、遅くなってしまって、夕食時刻が近づいてしまったのです。腹に手をあててご機嫌を伺うと、「お腹が空きすぎて、気持ちが悪くなった」との返事。「じゃあ食べるか?」ときくと、「今食べたら、吐いちゃう」と勝手なことを言います。「しょうがねえなあ」。考えてみると、3日間便通が無いのです。ろくに食べていないのですが、それでも、どこかで詰まっているのかも知れません。よし、便通回復を先決問題にしよう。

夕食は、果物から始めて、ゼリーに行きます。何か食べておかないと薬が飲めない。便秘用の薬を4錠にしました。5錠を上限として、自分で量を調整するように言われています。通常は3錠なので+1したわけです。抗癌剤は投薬せず。後は夜間の痛み止めを1錠。この鎮痛剤ですが、癌治療、緩和処方で出されるのは、モルヒネなどの麻薬に近い強い薬なのです。癌治療の病院の方でしか貰えません。かかりつけの町医者のほうでは、アスピリンなどから始まる弱い薬。現在は「カロナール」というのを貰っていますが、弱いもので大量に飲まねば効きません。この大量に飲むというのが、胃にはものすごく負担になります。また、大量に水をのむ必要がある上に、胎内でも水を集めてしまうらしく、便秘原因に一役買ってしまうのです。そんなことが有るものですから、夜間の鎮痛剤は癌治療コースの方の薬を使っています。

抗癌剤治療を打ち切ると、この薬が貰えなくなる・・・これはやっかいです。出して貰うには、「ホスピス」か「緩和ケア」の病院のコースに入らないといけないようです。というわけで、それを調べ始めたのですが・・・其の話は先にのばして、夕食を済ませて、薬を飲んで、床につきました。

かなり苦しい夜でした。通常の臓器の痛みに加えて、便秘薬の働きが感じられます。これが、以外とデリケートでして、出したくなった時に我慢すると、また止まってしまいます。さりとて、早く行き過ぎると「ボン!」とガスが出るだけで空振り。・・・・こんな状態ですから、眠っている気がしません。 5時過ぎでしたか、そろそろ時期だ! と、トイレにとんで行って、無事放出。溜まっていた分の大部分は片づいたようです。 安心して、8時まで寝直しました。

朝食は、果物とヨーグルト。そして、ゼリー状カロリー源。これ、タンパク質が足りないなあ・・もう一つ見つけなきゃ・・・抗癌剤は飲みません。ただし、昨日と違うのは、胃の粘膜を守る薬ですという消化器ようの薬を飲みました。そして、昼間用の痛み止め。

昼食の時、食べられるかどうか実験してみようと思ったものが有るのです。秋の味覚と言えば、「松茸」なのですが、高い松茸を買ってきて、食べられないと口惜しいじゃ有りませんか・・

171007 鋸尾根0020少し茸慣れしておこう・・実は副作用で変調になってから、「シイタケ」「マイタケ」「マシュルーム」「なめこ」などの入った煮物や汁を、胃の腑が受け付けてくれないのです。此のぶんでは、「松茸入り茶碗蒸し」なども拒否しそうです。そうすると、「焼き松茸」しか希望が見えません。 

「焼いた茸」をトライしてみようということで、一昨日「生椎茸」を1パック購入して来まして、冷凍室で凍らせてあります。冷凍したのは、水分を少し減らしたわけです。それを引っ張り出して、家内にレシピを渡し、これ作って見てくれ・・・

結果、微妙です。生姜醤油では、食べられました。先に食べたポン酢の方は、ちょっと吐き気がこみ上げました。温度の関係も有るでしょう。 次は何を使って実験してみるか・・・

ということで、実験2日目は午後3時までは、可も無し不可も無し・・・昨日出来なかった「おやつ」から、再開するか。

今日の写真は、2005/11/08 これは、「武蔵御嶽山」の奥の方になるのですが、「大岳山」から、奥多摩湖に行く道、「鋸尾根」の紅葉ですね。今年もそろそろ色づいたかな?

2017/10/06 勝手に休薬 試行初日 (No.3182)

昨日の続きから始めます。家内がレモンを調達してくれたので、夕食前に「レモン水」で喉を潤しました。少しずつ飲んだのですが、「レモン水」は吐き気を抑える効果がすこしあるようで、思ってたよりも楽に、小さなコップが空になりました。食前薬の代用ですね。30分ほどして、梅干しに「白かゆ」。もっとも普通の病人食ですが・・・駄目です。あたたかい粥が喉に入りません。吐き気が押し戻してくるような感じ。こりゃ駄目だよ、果物の残りはなかったかね? リンゴと梨の1/4切れ程を何とか飲み込みました。さーて、少し炭水化物を摂りたいけど、木瓜爺の食料ストック(撮歩のときザックに放り込んで行くものの残りが固められています)をかき回すと、一袋100円のプレーン・ビスケットが数枚残っていました。これ食べて見るよ・・始めて食べる子供のような顔をして?1枚。大丈夫らしい・・・もう1枚。横に「オリコ」も見つけました。これは、余分な甘い物が付いているのですが・・・何とか食べられました。4枚目は「バタークッキー」うーん、今度は抵抗が感じられます。途中で、「レモン水」を飲んで一休み。まあ何とかビスケット4枚です。シンプルなもののほうが、安全なようです。

そこまでで、小休止。少し落ちついた頃を見計らって、ゼリー状エネルギー源を1/3程飲みました。 さて、食後の抗癌剤をどうするか、迷いましたが、ここまでは飲んで置こう。

木瓜爺の吐き気は、3つの要因が考えられるのです。一つは「抗癌剤副作用」。2番目は、「胃腸の機能障害」によって、胃袋の幽門から十二指腸からへの流出がうまく行っていないらしいこと。ゲップも溜まっているのです。このことは「便秘」とも関係するわけですね。ここまでは、気が付いて居る事だったのですが、薬の副作用を調べて見た所、鎮痛剤にも「吐き気・嘔吐」の文字が見つかりました。これは、ショックでした。これからの生活で「鎮痛剤」無しは考えられません。

本人しか分からないことらしいので、実験に入るか・・・

そして、今朝は、「レモン水」に始まって、果物、ヨーグルト、「ゼリー」と食べ、「抗癌剤」は飲まない日としました。これで、まもなく迎える昼食がどうなるかです。吐き気が出なければ、直近の抗癌剤なしが効いたという事になるのでしょうが、 そう簡単には行かないかも知れません。

・・・・昼食は、昨夜食べられたプレーン・ビスケットからスタート。微妙な感じでしたが、4枚は食べました。続いて「トマト1/4」「柿1/4」このくらいにしておくか・・これから歯医者に行きますので、あまり胃袋に入れておかない方が無難です。・・・戻ってから、また「ゼリー状エネルギー」を追加しましょう。

171006-DSC_0010(061016)志賀高原

この欲張った写真は、2006/10/16 でしたか・・志賀高原の「横手山」附近からの日没写真です。長野県にいる旧友にお世話になった旅行でした。彼も、闘病中。最近facebookへのアクセスもないようで、心配です。

今日は、朝から、インターネットで「ホスピス」や「緩和ケア」の勉強をしました。我が家の近くには、あまりよい機関が見つかりません。木瓜爺の場合、ちょっとややこしい条件があるので、よけい見つからないのですが、このお話はまた、明日にでも。とりあえず、今日はここまでで投稿しておきます。

プロフィール

zokubokejii

Author:zokubokejii
木瓜爺とは、呆け爺の仮面! 傘寿を過ぎて物忘れがひどくなり、ブログを外部メモリーに使い、「撮歩」と称し、カメラ片手に散歩、疑問に思った事などを調べることで、頭の体操も兼ねた「健康維持」活動で、毎日投稿を目指していたのですが、2017/07 残念なことに、膵臓癌ステージ4bとなってしまいました。あと、何日書けますか・・・お休み日も発生するかも知れません。

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